山本祐輔

今日,我々は書籍,メディア,インターネットを通じて多くの情報を得ることができるが, 同時に世の中には信頼性が保証されていない情報も蔓延している.そのような状況にも関わらず,信頼性を確認する有効なシステムは存在しない.そこで本プロジェクトでは,不確かな知識の信頼性の判断支援を行うシステムを提案した.提案システムでは自然言語形式で入力された知識の信頼性を判断するための情報を Web 情報の集約によって提示する.提示する信頼性判断情報は Web における知識の認知度に基づくものであり,「肯定/否定の印象分布」「情報ソースの分布」から分析によって生成される.さらにこれらの分析結果は時間と共に変化すると考えられるため,時間的要素を考慮して Web 情報を集約し信頼性判断情報を提示する仕組みに開発した. 不確かな知識の信頼性判断の支援を行う「ほんと?サーチ」(PDFファイル)